知人女性へ暴行したとして14日に書類送検され、一部週刊誌でプライベートの問題を報道された西武大久保博元打撃コーチ(41)が、当面の球団行事への参加を自粛することが22日、分かった。この日、都内で球団スタッフの家族180人が招かれた「家族慰安会」に欠席。当初は参加予定だったが、小林球団社長は「本人から、お騒がせしているので参加を自粛したいと連絡がありました」と話した。23日に行う優勝パレードなど、月内の球団行事への参加見合わせを球団も認めた。

 家族慰安会では後藤高志オーナーがあいさつ。「優勝で注目度も高まっている分、各自が責任をもった行動を」と一般論とした訓示もあった。一連の騒動について事情聴取した小林球団社長は、同コーチに口頭で注意を与え「プライベートの話なので、事実関係をこれ以上追及することはない」とした。