WBC日本代表の連覇に貢献したヤクルト青木宣親外野手(27)が28日、「右背筋痛」のため西武とのオープン戦(西武ドーム)出場を直前で回避した。試合前ノックの準備でキャッチボールしているときに違和感を感じ、ベンチ裏へと退いた。メンバー表交換後で「3番中堅」としてスタメンにも名を連ねたが、1回表の打席で交代した。

 病院へは行かずに、試合中にアイシングとマッサージ処置を施し、29日のオープン戦最終戦(西武戦)出場は状態を見てから決める。青木は球場を後にする際に「ピリッという感じではない。シーズンが始まったら休めないし、最善の策を取った形」と、4月3日の開幕には間に合う程度の軽症であることを強調した。

 [2009年3月29日8時8分

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