<ロッテ6-7日本ハム>◇30日◇千葉マリン

 日本ハムのターメル・スレッジ外野手(32)の「ケガの功名」がミラクル勝利の伏線になった。5回の守備でフェンスに激突しながら、ファウルフライを好捕。6回の守備で交代したが、代役で途中出場した糸井が7回に9号ソロを放ち、劣勢を変える起点になった。負傷も、幸いアイシング程度の処置で済む軽度のもの。31日ソフトバンク戦も出場できる見通しだ。まさかの白星をベンチで見届けた助っ人は「アンビリーバブル!」と高笑いし、痛みも吹き飛んでいた。

 [2009年7月31日10時26分

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