日本ハムが23日ヤクルト戦(神宮)の先発に、横手右腕の糸数敬作投手(25)を抜てきする可能性が高くなった。この日の横浜戦まで登板間隔を調整するなどして4投手でローテーション編成してきたが、谷間を埋める「第5の男」に指名された。糸数は今季は3月30日オリックス戦で先発したが、7回7失点で降板。その後は2軍で調整を続けており、今季2試合目、交流戦は初先発になる。吉井2軍投手コーチは「(4勝した)昨季の糸数には戻ってはいないが、今の状態としては良くなっている」とまずまずの様子。リーグ戦再開後の先発候補の1人だけに、今後をにらんだ実戦テストの場にもなる。

 [2010年5月23日11時17分

 紙面から]ソーシャルブックマーク