横浜市の林文子市長は15日の記者会見で、横浜の買収交渉を進めている住生活グループの潮田洋一郎会長が買収の狙いを「ブランドの知名度を高めるため」と話したことについて「株主への説明責任を果たそうという気持ちが強く、買収の効果を強調したのだろう」と理解を示した。元ダイエー会長の林市長は「わたしは経営者だったので、株主に説明しようという気持ちはわかる」と擁護。一方で、松沢成文神奈川県知事が14日の会見で「会社の宣伝さえできればいいという論理に違和感を感じる」と述べたことに対しては「市民感情を代弁している」と述べた。

 [2010年10月16日8時38分

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