中日高木守道監督(70)が1月31日、落合野球を進化させ、1点にこだわる野球を目指すと号令をかけた。恩納村の宿舎で行われた1、2軍全体ミーティング。山崎、川上、山本昌、高橋周ら全選手との初顔合わせで力強く所信表明した。

 高木監督

 勝つために当たり前、落合監督と同じ野球をする。でも去年の形では3連覇は難しい。去年の打率や得点を見るとよく優勝できたなという数字。同じ数字なら優勝できない。

 チーム打率2割2分8厘、1試合平均2・9得点は12球団最低。この両部門がワーストで優勝したのはプロ野球史上初めてだった。2匹目のどじょうがいるほど甘い世界ではない。落合野球の連覇を吸収しつつ、連覇を反面教師にもする。

 高木監督

 勝つために、1点を取るための精度を上げていかないと。勝つための、いいキャンプをやる!

 昨季はバント、エンドラン、走塁など細かい野球が要所でほころび、苦戦した。キャンプでは記録に表れないミスも撲滅。1点を大事にする野球を徹底する。

 高木監督

 若い選手には我々にアピールせい!

 とも言った。寂しいのはアカン。楽しみが多くなるぐらい思い切りやってほしい。

 出てこい、レギュラーを脅かす若竜たち。今日1日は1、2軍野手を全員集めノックを振るい、無名選手にもチャンスを与える。17年ぶりのユニホーム。70歳の好々爺(や)が、いよいよ鬼軍曹になる。【松井清員】