そら、言わずにおれんよ!

 オリックス岡田彰布監督(54)が、今キャンプ初めてカミナリを落とした。6日、メーン球場で三本間の挟殺プレーを練習。連係がうまくいかない選手たちに対し、声を荒らげた。

 「もっと前にいけ!

 前に出ろ!」。手にしたノックバットを振って4人の捕手に大声を出した。直後の円陣では、今キャンプで初めて選手に直接注文。これまで内野の練習は、新任の森脇チーフ野手兼内野守備走塁コーチに任せてきたが、指揮官がついに動いた。

 岡田監督

 サードを新人3人が守っとるからな。社会人でもチームによって、ランダウンプレーのやり方が違うからな。オリックスはキャッチャーが(走者を)追って、アウトにするという確認やんか。チームの決まりごとやからな。

 メニューにはドラフト1位安達了一内野手(24=東芝)らが加わっていた。正捕手候補の伊藤は「三塁手はあまり動かないように、と。みんなに対する指示でした」と振り返った。岡田監督は「去年は勝率1毛差で負けたんやからな。1つのアウト、1つのヒット、1つの四球の差。そういうことやんか」。昨季リーグ4位でクライマックスシリーズを逃した悔しさは、今年の優勝で晴らす覚悟だ。10日の第3クールからは紅白戦を予定しており連係プレーの確認は第2クールまで。わずかな時間も無駄にしないために岡田監督が初めて怒声を飛ばした。【益田一弘】