オリックスのエース金子千尋投手(28)が、右上腕の張りで投球練習を途中で取りやめた。7日、ブルペン入りし、21球でストップ。クールダウンのキャッチボールも3球だけで終えて首をひねった。その後はトレーナー室で約1時間、右腕の状態を確認した。

 金子は張りについて「今日に限らないので。それだけで判断されても困る」と口にした。岡田監督は「ちょっと張りが出たとかいうとった。それで(投球練習を)やめたんちゃうか。心配したけどな。(肘の)中の方は問題ないというとった」と説明した。金子は昨年、キャンプ中の2月6日に投球練習で右肘を負傷。同9日に遊離軟骨除去手術を受け1軍復帰まで約4カ月かかった。今年は既に岡田監督から開幕投手に指名されており、今後が注目される。