走塁革命を起こせ!

 阪神OBの赤星憲広氏(35=野球評論家)が8日に「臨時コーチ」として走塁の技術指導を行った。一塁ベース付近に選手を集め、ジェスチャーを交えて、熱心にアドバイスを送った。特に伊藤隼や上本、大和ら若手選手には個別に盗塁の極意を伝えた。

 赤星氏

 ひとつ教えたかったのは、力の抜き方。イメージを選手に聞いたら、盗塁は別物と思っている。守備も打撃もつながっている。盗塁しないといけない、と思うと、動きが止まる。

 現役時代の赤星は、一塁手から「走ったか、走っていないか分からない」と言われたほど、自然の動きの中で盗塁を決めていた。特別に意識することは不要だ。それを伝えた。

 1日中練習を見つめた赤星氏は、若手選手にひとつ注文をつけた。

 赤星氏

 彼らには、貪欲にシーズン中にも聞いてきてほしい。いつでも教えるつもりでいる。他球団の足の速い選手は聞きに来る。こちらはウエルカム。そういう選手が出てきてほしい。

 コーチだけが指導者ではない。阪神には通算381盗塁を誇る快足OBがいる。技術向上に全力を尽くすことを後輩たちに期待した。