楽天田中将大投手(23)が脱ダルビッシュのフォーム固めへ、111球を投げた。沖縄最終日の26日、ヤクルトとのオープン戦(浦添)は雨天中止。今季初の対外試合登板が流れブルペン入りした。「段階は踏めている。やっと土俵に上がれた」と納得の表情で南国生活を締めた。
レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)の助言を受け、軸足を意識した新フォームに取り組んだ。だが、久米島キャンプ中盤に「難しい」と中断。従来フォームに戻したが13日の紅白戦は2回4安打1失点と内容はいまひとつだった。この日はセットポジションから踏み出す左足の着地点脇に、佐藤投手コーチに壁として立ってもらった。「あいつだって完璧じゃない。直したいところはある。体が流れてシュート回転しないように」と同コーチ。田中は「課題は見えている。焦りはありません」と強調した。
“脱ダル”の一方、1月の合同トレでダルビッシュと変化球談議。「球の切り方、意識を聞いた」と収穫を得た。新球ライジングカットを、この日も数球。“ライズ”はなかったが、指先の感覚を知ることで「他の球種に生きる」と前向きだ。3月4日のDeNA戦(長崎)に先発予定。「天気を願ってます」と笑った。マウンドで、雑音をシャットアウトする。【古川真弥】




