ソフトバンク主将の小久保裕紀内野手(40)が27日、「開幕一塁先発」を宣言した。3月3日からの本拠地、福岡ヤフードームでのオープン戦を控え「『ファースト小久保で大丈夫』と言われるようにしたい。(オープン戦から)しっかりと結果にこだわっていきたい」とキッパリ。米アリゾナでの自主トレでもこだわりを見せた一塁守備に対し、あらためて気合を込めた。

 自信はある。昨年、2年連続で一塁手としてゴールデングラブ賞を受賞した(通算3度目)。当然、DHに甘んじる気はなく、ライバルのカブレラらに一塁を譲る気はない。新外国人ぺーニャ、松中、カブレラら強敵が顔をそろえる主砲争いについて「打順はもういい」と話しており、より守備面に比重を置く構えだ。

 とはいえ、今年はあと38本で節目の2000安打を達成する。打力向上もぬかりはない。この日は2度目の特打で147スイング中31本が柵越え、うち3本をバックスクリーンに運んだ。最後の10分は「足がつって、やめようと思った」という。だが、最後まで歯をくいしばった。今季は引退の2文字も隣り合わせのシーズンだけに、並々ならぬ闘志がみなぎっている。【菊川光一】