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ハム開幕投手候補の佑、154球熱投締め

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ブルペンで精神を集中する日本ハム斎藤(撮影・井上学)
ブルペンで精神を集中する日本ハム斎藤(撮影・井上学)

 日本ハムの開幕投手が、2年目の斎藤佑樹投手(23)と3年連続2ケタ勝利を挙げている武田勝投手(33)の2人に絞られたことが27日、分かった。将来のエースとして期待される右腕か、左のエースとして君臨する左腕か。チームは今日28日に沖縄・名護キャンプを打ち上げ、本拠地の北海道へ移動。首脳陣は3月3日のヤクルト戦(札幌ドーム)から本格化するオープン戦で、どちらに大役を任せるか最終決定を下す。

 5年連続開幕投手を務めたダルビッシュ(レンジャーズ)が移籍した今、日本ハムの開幕投手は誰が務めるのか? 沖縄・名護キャンプも残り1日。候補は、右の斎藤と左の武田勝の2人に絞られた。首脳陣はこの日までに、キャンプ終了後の3月3日から本格化するオープン戦全試合の先発ローテーションの大枠を、ほぼ固めた。候補2人の登板のズレを極力抑えることで、どちらが開幕投手に指名されても対応できる見込みだ。

 候補の1人、斎藤はこの日、今キャンプ最後のブルペンに入り、テンポよく154球の熱投を見せた。想定を超える球数を投げた右腕に、吉井投手コーチは「あれだけぽんぽん投げたのに、息ひとつ上がっていない」とびっくりした。

 キャンプでは、より力強い球を投げることを目指してフォーム修正に取り組んできた。直球はもちろんチェンジアップ、スライダー、カットボール、ツーシームと、持ち球のほとんどを入念に確認。斎藤は「フォームを固めたかったから」とプロ入り後、試合を含めても自己最多の球数を投げ込み、2年目のキャンプを締めくくった。

 「いい練習ができたと思うし、確実に去年よりいい感じで3月を迎えられると思います」と手応えをも口にした。あとは、実戦で結果を残すのみ。吉井投手コーチも「全体的に良くなったが、それがゲームに出ていない。キャンプは終わるけど、まだ春のキャンプが続いているつもりで投げてほしい」と今後の投球に期待を寄せる。

 チームは今日28日にキャンプを打ち上げ、北海道へ移動する予定。今年最初の本拠地開催となる3月3、4日ヤクルトとのオープン戦(札幌ドーム)は3日の先発が斎藤、4日は武田勝で戦う。数年後を見据え、エースとして育てたい斎藤に開幕投手の経験を積ませるのか。それとも3年連続2ケタ勝利をマークし、周囲の信頼が厚い左のエース武田勝に大役を託すのか。首脳陣はオープン戦の状況を見ながら、決断を下さなければならない。雪深い北国で、右と左の“開幕投手バトル”が幕を開ける。

<斎藤のキャンプ実戦>

 ◆11日広島戦 チームの対外試合初戦に先発して2回1安打1失点。最速は141キロ。5人目の打者・会沢に、中堅右への推定飛距離135メートルの場外弾を浴び「1球の怖さをあらためて感じました」。

 ◆16日DeNA戦 先発で3回5安打4失点。計4三振を奪ったものの、3イニング目に2戦連続被弾となる2ランを内藤に浴びるなど、4長短打を献上し一挙4点を失った。栗山監督は試合後「悔しかったね、俺は」とコメント。

 ◆23日ヤクルト戦 先発して4回3安打1失点。被弾ゼロもミレッジに適時打を浴び3試合連続失点となった。今年最速142キロをマークも、コーナーを狙っての4四球。栗山監督は「ものすごくグレーな感じ」と渋い評価。

※すべて2月の練習試合で球場は名護

 [2012年2月28日10時7分 紙面から]







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