阪神藤井彰人捕手(35)が2月29日、左脇腹痛のため沖縄での1軍キャンプ打ち上げ前にチームから離脱し、帰阪した。大阪市内の病院で診察を受け「左腹斜筋挫傷」と診断された。今後は鳴尾浜でリハビリを行う。球団は全治日数などを明らかにしていないが、昨季同箇所を痛めた久保が実戦復帰するまでに約1カ月を要しており、開幕戦に間に合わない恐れが出てきた。診察後に鳴尾浜の選手寮を訪れた藤井彰は「大丈夫ですよ」と話した。だが、現在、城島が一塁手に挑戦中だけに正捕手候補の離脱は和田阪神にとって大きな痛手だ。