楽天ドラフト6位島内宏明外野手(22=明大)が今日3日、1軍デビューを果たす。田淵ヘッドコーチが「代走のために連れてきた」と、今日のDeNA戦(長崎)で50メートル5秒8の俊足を披露させる方針を示した。先月25日に1軍昇格したが、天気に恵まれなかった。同日の日本ハム戦に代走予定だったが、雨で出場チャンスが来る前に試合が終わった。翌日のヤクルト戦も雨天中止。この日の予報では3日は試合が出来そうで、島内は「早く出たいです」と気持ちを高ぶらせた。

 明確にテーマを定めている。「塁に立ったら、大学時の自分のリード幅で通用するか試したい」。神宮では、左足がアンツーカーの境目付近までリードを取った。「早いカウントで走ります。アウトになったら、次は幅を変えればいい」と、1軍初舞台をステップとするつもりだ。

 足に注目が集まるが、バットでも勝負する。田淵ヘッドは「上腕が柔らかい」とバットコントロールを評価する。島内本人は「ヒットも打てれば。とにかく100%、全力を出したいです」と力強く言った。目標の開幕1軍へ向け、快足ルーキーが1歩を踏み出す。【古川真弥】