<阪神2-1巨人>◇5日◇甲子園
阪神連敗脱出の立役者は、9年目左腕の筒井和也投手(30)だった。1点リードの8回。1死満塁で出番が巡ってきた。リリーフカーに乗り込む直前、藤川から「塁は全部、埋まっているから思い切って三振を取りやすい。打者にいくだけ!」と声をかけられ、意を決した。一打逆転の状況に惑わされず、打者だけに集中した。
高橋由を遊飛、続く谷は右飛に抑えた。全10球のうち、変化球は1球だけ。「しびれました。1死満塁で浅い内野フライがうれしかった。藤井さんのリードに任せて、思い切っていこうと思った」。これで12試合無失点を継続し、防御率0・77と安定感はチーム随一。和田監督は「筒井は一番状態がいい。1点覚悟のマウンドで2人を抑えるのは至難の業。あれで球児も意気に感じた」と評した。同じ左腕の榎田が不振とあり、今後は8回を任されることになりそうだ。



