<中日4-4オリックス>◇5月31日◇ナゴヤドーム

 守道竜が、帰ってきた平田良介外野手(24)の活躍でがっちり首位キープだ。ぎっくり腰で離脱していたが再登録即、7番右翼で先発出場。2回に木佐貫から先制犠飛を放つと、2点を追う6回にも追撃タイムリー。2打点で引き分けに持ち込んだ。

 平田

 腰は大丈夫。思い切っていったのがいい結果につながったと思います。

 ほっとした笑みが浮かんだ。5月20日の試合前練習で発症したぎっくり腰は自身3度目。今季はプロ初の開幕スタメンから走り続け、気づかない間に疲労が蓄積していた。だが幸いにも軽症。3日目には打撃練習を再開し、30日まで4試合、2軍戦に出場して実戦勘を整えた。この日早朝、2軍遠征先の高知から大阪経由の飛行機と新幹線を乗り継ぎ合流。いきなりスタメンを告げられ燃えていた。

 平田

 ケガをした日にも嫁が“復帰戦は見に行くから”といってくれていたので気合が入りました。ケガしたら信頼もなくなるので、もうケガはしたくない。

 客席で手を振る由佳夫人(24)と長男の琉輝也君(1)にも力をもらった。離脱は11日間で済んだが、その間右翼を守った堂上剛が決勝弾を打つなど刺激も受けた。クセになりかけている腰痛の再発防止へ、この日も入念にストレッチ。「食事も考えていかないといけない」と肉体ケアへの自覚は強まった。

 高木監督

 平田(の復活)は大きいね。戻ってきてすぐにいい仕事をしてくれた。(引き分けは)結果としてヨシ。これで文句を言ったらバチが当たるよ。

 竜の将も手放しでたたえた。攻撃陣に欠けていたピースがそろい、交流戦は7勝2敗3分けの2位で折り返し。初優勝も射程圏だ。【松井清員】