交流戦2位のロッテが“逆転Vローテーション”を組んだ。9日のヤクルト戦に先発予定だった成瀬善久投手(26)を中7日で交流戦首位攻防となる10日の巨人戦にずらした。7日の練習後、西村監督は「明日(8日)は藤岡、明後日は香月。目の前の戦いに集中したいから後は言わないけど、みなさん分かるでしょう」とニヤリ。6年ぶりの交流戦優勝へ、カギを握る直接対決初戦を5連勝中のエースに託すことを示唆した。

 10日は成瀬とともにハーラートップタイの6勝を挙げている唐川の予定だったが、右肩の張りで登録抹消。成瀬は「(ローテ変更は)唐川が抜けたからでしょう」とはぐらかしたが、5月26日の巨人戦(QVCマリン)では8回2/3を2失点と破竹の10連勝を止めた。

 舞台を狭い東京ドームに移すだけに「ソロ本塁打ならオーケーくらいの感覚。まずはランナーをためさせないこと」と意識を切り替えた。一方で小技を多用する今年の巨人打線に「やっかいな部分もある。でも(犠打など)簡単にアウトを1つ取れる」と割り切る考えだ。11日は中5日で渡辺俊の予定。まずは成瀬が逆転Vへの先陣を切る。【広重竜太郎】