巨人の屋台骨たちが常夏の島で連覇を誓う“新年会”を開催した。阿部慎之助捕手(33)、内海哲也投手(30)らグアム合同自主トレ組は9日、現地で初の休養を取った。阿部の「同じ場所で練習して、たまたま休みの日も一緒だったから、みんなでなんかできないかなと思って」と、練習をサポートするスタッフらも交えゴルフコンペを開催。連日の猛練習から一時的に解放され、リラックスした表情でゴルフクラブをにぎった。

 前夜は電撃訪問した原沢球団代表兼GMと矢野、山口、長野、坂本、沢村、宮国ら参加全13選手が会食に出かけた。「ざっくばらんにいい雰囲気で食事をさせてもらった。こういう機会はめったにない。結構、盛り上がりました」と阿部。主力、若手と球団トップとの意見交換は有意義な時間だったようだ。

 大盛り上がりのゴルフコンペを終えた内海は「みんな楽しそうだった」と、野手陣と投手陣の融合を歓迎。阿部も「オフとはいえチームメートだからね」と、改めて一枚岩になったと確信しているようだった。(グアム=広重竜太郎、為田聡史)