阪神の新守護神・呉昇桓(オ・スンファン)投手(31=韓国サムスン)が、24日にキャンプ地・沖縄入りすることが分かった。球団関係者が「24日に沖縄に入って、25日から動きだす予定。早く入って施設を見たいのではないですか」と明らかにした。阪神で先乗りする選手は、26日に沖縄へ移動予定。新助っ人が一足早く現地入りし、虎ナインを出迎える異例の格好だ。

 これまで助っ人は米球界中心だったため春季キャンプ直前の1月下旬に来日。そのままキャンプを迎えるのが通例だった。だが韓国セーブ王は昨年12月10日に来日を前倒し。和田監督や首脳陣との会食、球団施設の見学などもすませた。

 日本球界1年目。キャンプではブルペン投球を数多くこなす予定で、今回の沖縄先乗りも意欲の表れ。新天地での活躍に向け、着々と準備を進めている。