ソフトバンクに復帰したジェイソン・スタンリッジ投手(35)が30日、昨年まで4年間在籍した阪神を“挑発”した。ヤフオクドームで入団会見し、強力打線の援護が「このチームに戻ってきた一番大きな理由だ」と悪びれずに明かした。阪神時代は好投しても援護に恵まれないケースが目立った。昨年のソフトバンクは打率リーグ1位だけに「強力打線を味方につけて投げるのを楽しみにしている」とまで言った。昨年8勝(12敗)から上積みできると、頭の中でそろばんをはじいたようだ。

 目標には新天地での日本一と、打倒阪神を掲げた。「阪神で個人的に対戦したい選手はいないが、以前阪神にいるときはホークスに勝つのが1つのモチベーションだった。今回は阪神に勝つのを楽しみにしたい」。その舞台は交流戦か、はたまた日本シリーズか。実現すれば注目の対戦となりそうだ。前西武サファテと前日本ハムのウルフも会見した。