リミッター不要!

 ソフトバンクの新外国人3選手が30日、ヤフオクドームで入団会見に臨んだ。昨年西武で自己最多58試合に登板した守護神候補デニス・サファテ投手(32)は優等生発言を連発した。

 「毎日でも投げたい。監督が行けと言えば7回であれ、8回であれ投げる。勝っている試合で、できるだけ多く投げたい」

 昨年まで在籍し、楽天に移籍したファルケンボーグは故障歴があり、3連投を回避していた。リリーフ陣の起用に影響を及ぼすこともあったが、もうそんな心配はなさそうだ。本拠地が変わるメリットも、ユーモアを交えて語った。

 「西武ドームと違って夏はエアコンが効いているので楽しみに待ってます」

 西武ドームの夏場は蒸し暑いが、密閉型ドームのマウンドなら快適。連投にも好材料となりそうだ。

 「ソフトバンクは力がある選手、足のある選手がそろっているという印象。去年私はいい打線にチャレンジしていた。今年はチームメートになるので心強い」

 米アリゾナ州での自主トレでは巨人菅野、阪神岩田と一緒だった。ウエートトレ、ランニング、有酸素運動などで鍛えた。「キャンプ初日からブルペンで投げられる。100%に近い状態」。150キロ後半の直球を誇る剛球右腕は、最後まで頼もしかった。【大池和幸】