今季1年目を終えた広島九里亜蓮投手(23)が7日、広島・安芸郡でトークショーに出席し、来季チームメートとなるドラフト2位薮田和樹投手(22=亜大)へのサポートを約束した。

 薮田は岡山理大付、亜大の後輩で、寮では同部屋だった。年明けから母校・亜大で自主トレを行う九里は、後輩の入団によって予定を前倒しして広島に戻ってくる予定。新人がチームメートと顔を合わせる1月中旬の合同自主トレの初日から参加する。「僕も(亜大の先輩である)永川(勝)さんや岩見さんに声をかけてもらってやりやすかった。少しでも楽になる環境をつくってあげられれば」。今度は自分が後輩の指南役としてサポートするつもりだ。

 プロの先輩としての自覚は、来季への覚悟の表れ。今季は2勝5敗で「悔しいシーズンだった」。来季の開幕ローテ入りを目指し、初めて加圧トレを取り入れ、筋力強化に励んでいる。