WBA、WBC同級統一王者フロイド・メイウェザー(38=米国)が、3-0の判定勝ちで王座防衛に成功した。

 WBA同級暫定王者アンドレ・ベルト(32=米国)と対戦。スピードで翻弄(ほんろう)すると、鉄壁のディフェンスで相手の攻撃を完封した。攻撃面でもジャブ、アッパーを的確にヒットさせ、117-110、118-110、120-108の大差を付ける一方的な内容で勝利を収めた。「これまで応援してくれたファンに感謝している。これでキャリアは正式に終わりだ。私はすべてを成し遂げた」とコメントした。

 今回の試合を「ラストマッチ」と公言している世界5階級王者メイウェザーは戦績を49勝(26KO)とし、伝説の元世界ヘビー級王者ロッキー・マルシアノ(米国)の49戦全勝の大記録に肩を並べた。試合はWOWOWライブで14日の午後9時から再放送される。