総合格闘技イベント「PRIDE(プライド)」が「RIZIN(ライジン)」と名称を変えて復活する。8日、都内で行われた記者会見でPRIDEの生みの親の榊原信行氏が、12月29日、31日にさいたまスーパーアリーナで「RIZIN FIGHTING WORLD GP2015」を開催すると発表した。

 07年3月に米総合格闘技団体UFCにPRIDEを売却し、格闘技界からの引退を発表した榊原氏は「ここから10年、命がけで日本の格闘技、世界の格闘技のために全力を尽くす」と話した。統括本部長として再びコンビを組む高田延彦氏も「人類最強のファイターを集める世界最高峰の舞台を作る」と意気込んだ。

 大会は8選手によるヘビー級トーナメントを軸に、29日には桜庭和志-青木真也の対戦が組まれ、31日には12年に引退したエメリヤーエンコ・ヒョードルが復帰戦を行う。