元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(27=井岡)が、8カ月ぶりの実戦をKO勝利で飾った。

 トンチャイレック・チャイヨンジム(23=タイ)と対戦し、3回2分19秒KOで下した。2回までは相手の右ストレートを食らう場面もあり「いいパンチをもらってしまった。体が動かなかった」と苦笑い。

 現在IBF世界ライトフライ級3位で2階級制覇を目指す宮崎は、12月29日に同級王座を奪取した八重樫東(32=大橋)との世界戦を熱望する。「八重樫さんが勝って、うれしかった。正直テンション上がります。むっちゃ、やりたい」と話した。宮崎の戦績は24勝(15KO)1敗3分けとなった。