W-1は12日、都内の事務所で会見を行い、3月13日の後楽園大会でクルーザー級選手権を戦う王者大和ヒロシと、挑戦者鈴木鼓太郎が決戦への抱負を語った。

 挑戦者の鈴木は「次の後楽園大会で、チャンピオン大和ヒロシの甘ったれた考えごとつぶしたい」と、王者を挑発。大和は「W-1になって進み続けてきた険しい道のり、これから進むべき道への責任、大和ヒロシのすべてを一直線にぶつけて、勝利へ突き進みたい」と話した。

 2人は分裂する前の全日本でともに戦った先輩、後輩の間柄。鈴木が「オレの中で、分裂前の戦いは終わっていない。あの頃の続きを、正直、見たい人はいる」と言えば、大和は「やっとW-1で新しい道を歩き続けている。あの時の続きなんてやりたくない。あのときの続きを3・13できっちり終わらせる」と宣言した。