棚橋弘至(39)のIWGPインターコンチネンタル王座再挑戦が初のラダーマッチで行われることが決定した。

 棚橋は、NEVER無差別級6人タッグ王者として、エルガン、ヨシタツと組み、IWGPインターコンチネンタル王者ケニー・オメガ組と対戦。試合は、ヨシタツがオメガに敗れ、王座を失ったが、その後に棚橋がオメガへの挑戦を表明した。

 オメガからは最初要求を拒否されたが、長はしごを持ち出したオメガの「ラダーマッチでやるならOKだ」という逆要求を受けた。先にはしごに上ったオメガを追うようにはしごに上った棚橋が、オメガとがっちり握手。この瞬間、新日本史上初のラダーマッチでのタイトル戦が決定した。

 ラダーマッチは、天井からつるしたベルトを、はしごを上って先に取った選手が勝ちとなる。棚橋は「残念ながらNEVER6人タッグのベルトを失ってしまったけど、オレはこのままじゃ終わらない。ケニーにイエスと言わせなければいけなかった。形でどうであれ…」と、棚橋は厳しい表情で話していた。