ボクシングの元世界ミニマム級4団体王者・高山勝成(33=仲里)の新後援会長に、近大ボクシング部の後援会長を務める米田真理子氏(67)の就任が決まり、26日に大阪市内で記念パーティーが開催された。

 米田氏は、関西を中心に調剤薬局を展開する米田薬局グループの代表取締役CEOを務め、国際ロータリークラブの要職も歴任しており、高山とはプロ転向前から親交があった。

 8月20日に兵庫・駒ケ谷体育館でWBO世界ミニマム級1位の加納陸(18=大成)との同級王座決定戦を控える高山は「米田さんには、これまでずっと影から応援して頂いてきた。このたび、新後援会長になってもらい、もっと引っ張って頂けることになった。すごく興奮しているし、次の世界戦は必ずやってやるという気持ち」と、大事な試合を前に気力が充満した様子。米田新会長は「高山さんは、いつも謙虚でおごるところがない。いくつになっても礼儀正しいのも魅力。(次戦は)勝つと確信してます」と語った。