東洋太平洋スーパーウエルター級前王者大石豊選手(32=井岡弘樹)は搬送中の救急車内で意識を取り戻したことが23日、分かった。

 22日にエディオンアリーナ大阪第2で行われた初防衛戦で、同級9位ラーチャシー・シットサイトーン(31=タイ)に12回TKO負け。キャンバス上で意識を失い、その後に救急搬送されていた。開頭手術などは行われなかったが、脳内に出血がみられ、ライセンスの失効に該当するため、現役は引退の方向となる。