WWEクルーザー級選手が集結する「205 Live」が18日、WWEネットワークで配信され、元WWEクルーザー級王者戸沢陽が、抗争中のドリュー・グラックとのシングル戦に臨んだものの、不完全な反則勝ち決着となった。

先にハリケーンラナからサッカーボールキック、セントーンと次々と技を繰り出して主導権を握った戸沢は「アー!」と雄たけびをあげてのだまし打ちジャブ、卍固めで攻め込み続けた。グラックにはパワーボム、レフェリーの目を盗んだヘッドロック、さらには耳までかまれる反撃を受けた。

それでも戸沢は風車蹴りをヒットさせ、シャイニング・ウィザード、トペ・スイシーダを場外にいたグラックと敵セコンドのジャック・ギャラハーに成功させた。コーナートップにのぼって必殺のダイビング・セントーンを狙ったが、ギャラハーに左足を引っ張られ、そのまま試合は反則裁定となってしまった。

反則勝ちの後、戸沢は2人がかりの襲撃を受けていると、グラック、ギャラハーと仲間割れした元クルーザー級王者ブライアン・ケンドリックに救出された。