<プロボクシング:WBA世界女子スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇26日◇東京・後楽園ホール

 王者の張喜燕(中国)が、初防衛に失敗した。自慢のフットワークから左右のコンビネーションなど、軽快な動きを披露。だが、ツナミのボディー連打に足が止まり始めると、終盤は打ち合いに引きずり込まれた。試合中はツナミのバッティングに悩まされたと主張。

 それが相手の減点につながらなかったことが不満だったようで、「勝っていると思った。結果は不公平だった」とぶぜんとしていた。