飼っていたサルを虐待したとして動物愛護法違反などの疑いで所属のレスラーら4人が書類送検されたプロレス団体「ドラゴンゲート」(神戸市中央区)は2日、同市内で記者会見し、「安易な行動で迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。

 会見には、既に脱退した1人を除く3人と岡村隆志社長らが出席。レスラーらは「虐待する気持ちはなく、かわいがっていたことは理解してほしい」とする一方で「(ファンや世間に)迷惑をかけたのは事実。司法の判断を真摯(しんし)に受け止める」と述べた。

 ドラゴンゲートは書類送検されたレスラーらを給与カットなどの処分にしたことも明らかにした。今後の興行は予定通り行うという。(共同)