ボクシングWBC世界バンタム級王者長谷川穂積(29=真正)が25日、都内のホテルで行われた日本プロスポーツ大賞の表彰式に出席した。5年前に新人賞を獲得した時には、まだ東洋太平洋王者。今回は世界のベルトを取り、日本ボクシング史上2位の10連続防衛を果たした功績が評価され、特別賞を受賞した。式ではプロ野球巨人原辰徳監督から声を掛けられたといい、「日本一の監督から『本当に強いよ~』と言われてうれしい」と笑顔を見せていた。

 過去には西城正三、具志堅用高、辰吉丈一郎の3人がプロボクサーとして大賞を受賞している。「自分ももちろん目指します。どうしたらいいですかね?

 具志堅さんの記録(13連続防衛)ですか?

 4階級制覇ですか?」と、大いなる目標を口にした。