ボクシングの白井・具志堅ジムは12日、9月13日に東京・後楽園ホールでWBC女子世界ミニフライ級王者アナベル・オルティス(メキシコ)に同級6位菊地奈々子(白井・具志堅)が挑戦すると発表した。この日、都内での会見に出席した菊地は「相手は強いけど絶対にベルトを取る。年齢的にもラストチャンスと思う。人生をかけて10ラウンドを戦います」と力強く意気込みを語った。同ジムはこれまで4度の世界戦で4敗。具志堅用高会長は「世界戦は5回目?

 取らなきゃいけないな。女子ボクシングの素晴らしい試合を見せてくれると思う」と同ジム初の世界王者誕生を期待していた。

 菊地はJBC公認前の05年に同級王座を獲得。戦績は12勝(5KO)3敗1分けで、JBC公認後は5勝(4KO)1敗。オルティスは菊地より11歳下の24歳。152センチの右ボクサーファイターで、戦績は12勝(4KO)1敗。