<K-DOJO:北海道大会>◇11日◇北海道・札幌テイセンホール◇319人

 伝説のユニット「海援隊★DX」のカウントダウンが始まった。「KAIENTAI」として米WWF(現WWE)で活躍するなど、日本内外でプロレス界を盛り上げたユニットが北海道で再結集。大将のディック東郷(41=DDT)が11年6月に日本でのプロレス活動を終了し、1年間の海外活動を経て引退することを発表したため、ファイナルカウントダウンが行われることになった。第1戦は東郷、MEN’Sテイオー(43=大日本)TAKAみちのく(36)のトリオで、火野裕士(25)旭志織(32)大石真翔(31)と対戦。K-DOJOで一大勢力を誇るユニット「オメガ」の連係でTAKAが捕まる場面もあったが、コンビネーションでは海援隊が上。東郷がラリアットで火野を場外に落とし、TAKAがみちのくドライバー2で旭をたたきつけると、テイオーのミラクルエクスタシー、東郷のダイビングセントーンで大石を沈めた。TAKAは「KAIENTAI

 DOJOの原点である海援隊★DXの大将が国内引退する前に札幌で組めたことは嬉しい。海援隊★DXの名はいずれ忘れられてしまうかもしれないけど、海援隊を引き継ぐ団体KAIENTAI

 DOJOはこれからもガンガン突っ走っていきます!」と札幌のファンに約束した。