<全日本:東京大会>◇3日◇後楽園ホール◇1900人

 アジアタッグ選手権試合は征矢学(26)、真田聖也(22)の王者組が、2度目の防衛に成功した。昨年の最強タッグで敗れた本田多聞(47)、菊地毅(46)との雪辱戦。真田が場外で本田を押さえ付けたスキに、征矢が菊地をデスバレーボムで破った。初防衛戦は台湾大会だったため、国内では初の防衛戦だった。真田は「やる前はプレッシャーがあったけど、緊張感があったからいい試合ができたと思う」と打ち明けた。

 次の挑戦者には、大日本の関本、岡林組が早くも名乗りを上げた。征矢は「対抗戦になるのか分からないけれど、レベルを上げるにはいい材料だと思う。誰だろうが挑戦を受ける。それがチャンピオンだと思う」と前向きに話した。