今月8日に6度目の防衛戦を控えるWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(34=帝拳)が5日、神戸市内のホテルで予備検診に臨んだ。挑戦者で同級6位マウリシオ・ムニョス(25=アルゼンチン)と対面し、そろってドクターのチェックを受け、2人とも異常はなかった。兵庫・加古川市出身の西岡は「久々の関西での試合で、気持ちがワクワクしています。関西のボクシングファンの方にも良い試合をおみせします」と余裕の笑みを浮かべた。

 一方のムニョスは「肉眼で西岡を見て、彼に良い印象を持った。自分の方がリーチが長いので、その利点を生かした試合をしたい」と口にした。