<新日本:G1クライマックス>◇1日◇福岡国際センター◇4500人

 IWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)が18分19秒、永田裕志(43)の岩石落とし固めに敗れて黒星スタートになった。

 グラウンドの攻防からエルボー合戦。棚橋は永田のひざを狙って、ドラゴンスクリュー、足4の字、テキサスクローバーホールドで、動きを止める。だが永田に雪崩式エクスプロイダー、白目式腕固めで反撃され、最後はショルダーアームブリーカーから、延髄キック、岩石落とし固めでフォールを奪われた。

 棚橋は「あ~っ、やられた。永田、まさにアンチエイジングだな。だけど、まだまだ、優勝目指していく。G1は21年目。おれは100年に1人の逸材だから、関係ないぜ」と話した。