<全日本プロレス:40周年記念

 新春シャイニング・シリーズ>◇3日◇東京・後楽園ホール◇1950人

 船木誠勝(42)が、前3冠王者・諏訪魔(35)に牙をむいた。この日、河野真幸(31)田中稔(39)とともに、諏訪魔、近藤修司(33)征矢匠(24)組と対戦。14分1秒に河野が体固めで、征矢を破った。

 試合後、船木は「元3冠チャンピオンの諏訪魔にひと言!」と切り出して「28年間、いろいろな選手を見てきたけど、全日本のエースは、お前じゃ無理だ。お前がもたもたしてるんだったら、俺が全日本を引っ張っていく」。諏訪魔がぶちキレると「お前な、いつもそうやってキレてるから駄目なんだ。ビシッとしろ」と言い放った。

 4日には河野と2人で、全日本代表として新日本の40周年記念の東京ドーム大会に出場する。古巣・新日本のマットに上がるのは88年以来24年ぶり。「全日本の一員として勝負する。勢いをつけて、全日本の40周年につなげる」と話した。