ボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)が、史上初の3階級4団体統一を達成した元最強王者の眼前で頂上決戦を制する。

2日、東京ドームでWBA、WBC、WBO同級1位中谷潤人(28=M・T)との防衛戦を控え、4月30日に都内で試合前会見にそろって出席。昨年12月の現役引退まで米老舗専門誌ザ・リング選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位だったテレンス・クロフォード氏(38)が来場し「特別立会人」として見守る中、PFP2位の井上が同6位の中谷を倒す構えだ。

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◆パウンド・フォー・パウンド 異なる階級の選手を、体重差がなかったとして比較した場合の最強王者を示す称号。1950年代から米老舗専門誌ザ・リングが選定開始。同誌が複数の識者に意見を聞き、対戦相手を考慮に入れた試合内容、実力を評価し順位を決める。マイク・タイソン、ロイ・ジョーンズ、マニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザーら歴代のレジェンドが1位の評価を得た。日本で1位を獲得したのは井上尚弥のみで2度。トップ10入りは山中慎介、内山高志、中谷潤人、井岡一翔、寺地拳四朗らがいる。