<新日本:G1クライマックス>◇7日◇大阪府立体育会館◇A、Bブロック公式戦9試合◇5500人

 優勝候補対決は、棚橋弘至(34)が18分46秒の熱戦で09年王者の真壁を下した。真壁の原爆固めを何度もカウント2・9ではね返し、4年ぶりのVへ貴重な3勝目を挙げた。試合後は歓喜のエアギターを4回も繰り返し「さすがに重いな~」と大きく息を吐いたが、リング上から「この勢いで、ちょっくらG1優勝してきます」とV宣言。「集中力が切れてないし残り全勝。俺はそれぐらいの勢いと実力と時代がある」と現IWGPヘビー級王者は自信満々だ。