<プロボクシング:ヘビー級6回戦>◇17日◇東京・後楽園ホール◇1250人

 元K-1ヘビー級王者で、東洋太平洋ヘビー級8位の藤本京太郎(25=角海老宝石)が、デビュー3連勝を飾った。アファ・タトゥプ(32=ニュージーランド)と対戦。2回47秒にレフェリーストップのTKO勝ちを収めた。ライト級8回戦では、日本スーパーライト級9位の土屋修平(25=角海老宝石)が、ヘリ・アンドリヤント(25=インドネシア)に判定3-0で快勝したが、デビューからの連続KO勝利が12で止まった。

 京太郎が2戦連続TKO勝利で自信を深めた。7勝中6KO(2敗)のタトゥプの強打をガードで止めて、2回にカウンターの右ストレートでダウンを奪った。約2週間のオーストラリア合宿で元2階級制覇王者ダニー・グリーンらと拳を交えた成果を披露。観戦に訪れた元東洋太平洋クルーザー級王者の西島洋介氏から祝福された。6月20日の井岡-八重樫の世界ミニマム級王座統一戦の前座で世界ランカーと戦う計画もあり「次につながる結果を出せた」と笑顔だった。