ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダルの村田諒太(27=三迫)が年間4戦ペースで世界を目指す。20日、千葉・成田市内で走り込み合宿を公開。今年12月、外国人が対戦相手となるプロ2戦目に備え、18日から同合宿に取り組む村田について、育成をサポートする帝拳ジムの本田明彦会長は「最低でも年4試合はやらせたい」とのプランを明かした。

 3戦目は来年2月にシンガポールかマカオで計画される。1~2戦を挟んだ後、来年末には米国進出し、ラスベガスなどで世界ランカーと対戦する青写真も描かれている。村田は「マッチメークは、すべてお任せしている。信頼してお願いしています」と一任する姿勢。本田会長は「もともとミドル級で10戦目の世界挑戦でも早いぐらい。次の試合もそれなりに勉強になる選手になると思う」との育成方針を示した。

 今回の合宿では、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(30)、同スーパーフェザー級王者・三浦隆司(29)に加え、ホルヘ・リナレス(28)、粟生隆寛(29)の元2階級制覇王者コンビも一緒の豪華メンバーで走り込んでいる。村田は「世界王者ばかりでモチベーションが上がるし、刺激をもらっています」と目を輝かせていた。【藤中栄二】