東日本ボクシング協会の大橋秀行会長(49)は26日、元協栄ジムの大竹重幸氏を新会長に擁立する方向で調整中の亀田ジムの動きに対して慎重な姿勢を示した。この日、同協会の理事会が都内で行われた。亀田ジムからの正式な申請はなく議論にはならなかったが、同会長は「申請があっても、すぐに承認とはいかない。慎重な審議を重ねる必要がある」と話した。亀田ジムは4月に会長が除名処分を受けたばかり。協会内には、新会長を擁立して活動を再開しようとする動きに対して反対意見も少なくないという。

 理事会では、日本ボクシングコミッションに対し、プロテストの受験年齢を17歳から16歳に引き下げること、試合可能年齢を37歳から40歳に引き上げることなどを盛り込んだ要望書を提出することが決まった。