全日本は9日、横浜市内の事務所で会見し、来年1月3日に後楽園ホールで3冠ヘビー級選手権試合を行い、王者ジョン・ドーリングに潮崎豪(32)が挑戦すると発表した。

 潮崎は10月29日にドーリングに挑戦し敗れたが、6日の大阪大会でタッグながらドーリングから3カウントを奪い、再挑戦の権利を得た。「1・3の3冠戦は、旧王道の秋山、大森、曙が想像するはるか上をいって、自分がベルトを巻いて新しい王道をつくっていく」と世代交代を宣言。一方、王者ドーリングは「今年に続いて2015年も自分の年になる。来年は誰の挑戦でも受ける」と王座死守を明言した。