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第5回大相撲総選挙
担当記者が大予想
期待値最高の稀勢の里、白鵬の盛り返しある/桑原記者
- 夏場所14日目、日馬富士を寄り切り、37度目の優勝を決めた白鵬
1位 稀勢の里 6位 勢 2位 遠藤 7位 御嶽海 3位 白鵬 8位 豪栄道 4位 安美錦 9位 琴勇輝 5位 琴奨菊 10位 魁聖
大相撲総選挙を制するには、直前の夏場所の活躍ありき―。というわけで、稀勢の里の5連覇は間違いないと思う。これまで国民の期待を背負っては裏切り続けてきたが、2場所連続13勝で名古屋場所に綱とりの望みをつないだ。またとないチャンス。期待は過去最高とも言えるのではないか。その稀勢の里の挑戦をはね返した白鵬には誰もが嘆き、強さを再認識したはず。昨年は9位と振るわなかったが、こちらでも盛り返すに違いない。
再入幕の遠藤は、惜しくも敢闘賞を逃したが11勝と大健闘。今年も上位進出で人気力士ぶりを見せつけてほしい。重傷を負って休場した関取最年長の安美錦には、1日も早いカムバックを望む声が票に変わるか。初の敢闘賞を受賞した御嶽海、新関脇として奮闘した琴勇輝ら、若い力も台頭するだろう。新三役で勝ち越した魁聖には、期待も込めて…。
初場所で日本出身力士10年ぶりの優勝を果たした琴奨菊はジャンプアップ。春場所で優勝争いを演じた豪栄道、人気力士の勢は安定して票を獲得するはず。担当1年半。初挑戦だった昨年は惨敗したが、今回は半分以上当てたい。【桑原亮】