左肩の故障から3場所ぶり出場の横綱鶴竜は、初顔合わせとなった前頭筆頭佐田の海を寄り切って2連勝を飾った。

 35度目の優勝を狙う横綱白鵬も、初日に続く1分超の大相撲の末、前頭2枚目高安を送り出して2連勝とした。

 横綱日馬富士は初日の小結妙義龍戦で右肘を痛め、右肘外側側副靱帯(じんたい)損傷のため、この日から休場となった。

 史上9人目の新大関優勝での連覇がかかる照ノ富士は、前頭3枚目勢を立ち合いで圧倒し寄り切って2連勝とした。大関豪栄道は、小結宝富士に土俵際で突き落としをくらい2連敗。新三役初勝利の宝富士は1勝1敗。5度目のかど番となった大関琴奨菊は、小結妙義龍にはたき込まれ連敗となった。妙義龍は1勝1敗。大関稀勢の里は、関脇栃煌山に送り出され1勝1敗。栃煌山は2連勝。

 関脇逸ノ城は、前頭2枚目碧山に寄り切られ1勝1敗となった。

 人気力士の前頭12枚目遠藤は、日大の先輩にあたる新入幕の同13枚目英乃海を寄り切り2連勝とした。