横綱白鵬(31=宮城野)が打ち出し後に、審判部に呼び出され、8日目の嘉風戦でのだめ押しについて、伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)から注意を受けた。

 前日の取組では、嘉風を寄り切った後で、土俵下へと投げつけ、ぶつかった井筒審判長(54=元関脇逆鉾)が左大腿骨頚部(左太もも付け根付近)骨折で全治3カ月と診断され、この日から休場する事態となっていた。白鵬は「軽いケガということではなくてね。大きなケガをしたんですから。部長にいろんなことを言われましたけど、申し訳ない。何でもしたいという気持ちです」と謝罪した。

 「場所後にお見舞いしたいか」と問われると「そうですね」と答えた。