大相撲名古屋場所場所千秋楽の23日、愛知県体育館で三賞選考委員会が開かれ、各賞の受賞者が決まった。

 殊勲賞は、新関脇で白鵬、稀勢の里の2横綱を倒した御嶽海(24=出羽海)が夏場所に続く2度目の受賞。

 敢闘賞は優勝争いを演じている東前頭8枚目の碧山(31=春日野)が、新入幕だった11年九州場所以来2度目の受賞に決まった。

 また、各賞には「条件付き」で候補者が上がり、碧山が逆転優勝を果たせば、初めて殊勲賞に輝くほか、敢闘賞候補では、西前頭2枚目の北勝富士(24=八角)が小結琴奨菊に勝てば初めて、同6枚目の阿武咲(21=阿武松)は御嶽海に勝てば2場所連続2度目の受賞となる。

 また、小結嘉風(35=尾車)は千秋楽で碧山に勝てば、2場所連続4度目の技能賞となる。