20年東京五輪・パラリンピックの機運醸成を目的にしたイベント「大相撲beyond2020場所」が4日、東京・両国国技館で2年連続で行われ、横綱白鵬(32=宮城野)が「三段構え」を、横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)と披露した。

 招待された外国人や障がい者ら約4000人の前で、上段(気迫)中段(攻撃)下段(防御)の3つの型を堂々とつくった。

 東京五輪・パラリンピックに常々、関心を持っている白鵬は「東京五輪を世界に発信するのは素晴らしい考え」とあらためて実感。本大会まであと3年と迫り「それまでは4横綱で元気にできれば」と日馬富士、稀勢の里、鶴竜の3横綱と一緒に20年まで現役を続けることを願った。